京都市中京区にある、相続問題に力を入れている「こうの法律事務所」です。
今回は、

弁護士に相談すると、なにが良いんだろう?



自分で考えてなんとかなりませんか?
このような疑問にお答えします。
結論
- 自分の権利が分かって損をせずに済む
- 相手の主張が正しいかどうか分かる
- 今後の見通しを立てられる
- 状況や気持ちの整理ができる
共通するのは、「分かる」ということです。
今の自分では分からないこと、ネットで調べたり知人に聞いても分からないことが、法律の専門家である弁護士に相談することで分かります。
分かった上で判断するのと、分からずに判断するのは、結果も納得感も大きく変わりかねません。
十分な知識がない状態だと、いつの間にか損をさせられていたり、後悔することも十分考えられます。
「相談」と「依頼」は別ですから、相談したからといって、必ずしもご依頼いただく必要はありませんのでご安心ください。
【メリット①】自分の権利が分かって損をせずに済む
相続に関する法律は難しいものが多く、自分にどういう権利があるのかご存知でない方は少なくありません。
たとえば、法定相続分、介護や親の事業へ貢献したことで相続分を増やせる「寄与分」、兄弟姉妹が親から生前贈与を受けていた分を差し引く「特別受益」など様々な制度があります。
また、親と同居していた兄弟姉妹が、親の生前に預金を使い込んでいたような場合には、取り戻せる場合もあります。
そういったことを知らずに、他の相続人に言われるがまま協議を進めてしまうと、本来受け取れる相続分を受け取れないことになりかねません。
そこで弁護士に相談することで、自分にどういう権利があるか知ることができます。



私は別にお金が欲しいわけではないんですが…
そう仰る方も多いです。
しかし皆さんが本来受け取れる相続分より少ないということは、他の相続人が本来より多く相続するということです。
もちろん「それで良い」という方は構いませんが、
- 親や兄弟姉妹に対して不義理を働いた人
- 自分の権利ばかり主張する人
- 自分だけ得をすれば良いと考えている人
そういう人に多く遺産がいくという結論に、皆さんが納得されるかどうか。そしてそれが、被相続人の意思かどうかというのは、一度考えて良いことかもしれません。
【メリット②】相手の主張が正しいかどうか分かる
相続人の中には、間違っていることを知りながら、あるいは間違っていることを知らずに様々な主張をしてくる人がいます。
相続では元々の力関係がそのまま反映されやすく、声の大きな人や身勝手な人ばかりが主張し、「自分は法律に詳しい」と豪語する人さえいます。
そして皆様に正確な法律知識がなければ、「そういうものかな」と押し切られてしまったり、うまく言い返せないと思われます。
そこで弁護士に相談することで、相手の主張が本当に正しいのか知ることができます。
【メリット③】今後の見通しを立てられる
相続は、人生の中で何度も経験することではありません。
ですから、
- 遺産の分け方について相続人間で意見が合わない場合、どのように解決すれば良いのか、そのために時間や費用はどれくらい必要なのか
- 遺産分割調停というのは、一体なにをするのか
- 遺産の中に不動産がある場合はどうやって分ければ良いのか
このように様々な疑問や不安がわいてきます。
そして、先が見えないという状態は誰にとっても不安でストレスが溜まります。
一方、日常的に相続分野を扱っている弁護士であれば、法律知識はもちろん、実務経験を通じた様々な知識を持っており、見通しを立てることができます。
ですから、弁護士に相談することで、今後の見通しを立てることができ、今なにをすべきか、今後どうすれば良いかが分かります。
【メリット④】状況や気持ちの整理ができる
大切な方を亡くされ、気持ちの整理がつかない方も多くいらっしゃいます。
その中で不慣れな相続に取り組むというのは、とても大変なことです。
そこで弁護士に相談することで、今なにが問題になっていて、どういう優先順位で取り組めば良いのかといった状況が整理できます。
そして人に話すことで、自然と気持ちの整理ができる方も多いです。
しかも相続問題は気軽に友人などにも話せず、一人で抱え込みがちです。
その点弁護士は守秘義務がありますから、皆様からの相談内容はもちろん、皆様から相談をいただいたという事実自体も、誰にも言いませんので安心してお話ください。
まとめ
今回は、相続問題を弁護士に相談するメリットを紹介しました。
まとめると、以下の4つです。
- 自分の権利が分かって損をせずに済む
- 相手の主張が正しいかどうか分かる
- 今後の見通しを立てられる
- 状況や気持ちの整理ができる
当事務所では、相続に関する相談を受け付けております。











