【相続】弁護士の無料相談と有料相談の違いは？

京都市中京区にある、相続に力を入れている「こうの法律事務所」です。

相続のことで弁護士に相談したいと思って検索すると、無料相談に対応している法律事務所が見つかるはずです（当事務所でも無料相談を行っています）

今回は、そういった疑問にお答えします。

結論

先に結論を言うと、有料相談でも、無料相談でも、質は同じです。

もちろん、弁護士によって相談の質は違います。

しかしそれは、有料だから質が良い、無料だから質が悪いという話ではなく、シンプルに弁護士によって質は変わるということです。

同じ弁護士が行うのであれば、

• 無料だから手を抜く
• 無料だから情報を出し惜しみする

そういったことは、まずありえません。

無料相談の意味とは？

世の中には、

• 無料で見られるのは一部だけで、全部見るのは有料
• 無料だと使える機能が限られている
• 無料だと広告が入る

こういった感じで、有料と無料に明確な差がある場合は多いです。

しかし法律事務所が行っている無料相談の場合は、そういうことはありません。

きちんと相談内容を聴いて、出し惜しみすることなくアドバイスします。

多くの場合が、相談していただきやすいようにするためです。

誰でも、「相談料が無駄になったら嫌だ」「できるだけお金をかけたくない」と思うのは当然です。

そもそも弁護士に相談するのはハードルが高いと感じる方も多いので、相談のハードルを少しでも下げたいというイメージです。

ただ無料サービスばかり提供していては生活ができないので、ほとんどの事務所が初回のみ無料にしていたり、時間制限を設けるといった条件を付けています。

観測する限り、初回30分無料にしている事務所が多く、長くても60分です（時間制限を設けていない事務所もあります）

反対に、何度でも無料という事務所は見たことがありません。

ただこれは、あくまでも回数や時間といった制限であり、相談の質そのものに制限を設けているわけではありません。

無料相談をしている事務所は質が低い？

同じ弁護士が行うのであれば、有料相談も無料相談も質に違いはありません。

ただ一方で、弁護士によって相談の質は違います。

そういう素朴な疑問が湧くと思います。

弁護士の質は数値化できませんし、全ての弁護士を見たわけでもありませんが、無料相談に対応しているから質が低いということは、まずありません。

反対に、無料相談に対応していないから必ず質が高いということもありません。

一昔前であれば、無料相談に対応している事務所はごくわずかでした。

その中で無料相談に対応していると、「仕事に困っているんじゃないか？」と思われることもあったでしょう。

また、無料相談自体が珍しかったので、「相談が殺到して対応できないのではないか」という心配もあったと思います。

しかし今は業界の事情も大きく変わり、大々的に広告などを展開している大規模事務所などが、積極的に無料相談を行っています。

その影響もあって、業界として無料相談を行うことへの抵抗感は確実に下がったと思います。

ですから、事務所に相談いただく1つの方法として、無料相談に対応している事務所が多いと思います。

無料相談だけで終わっても良いの？

無料相談だけで終わっても、当然構いません。

これは、全ての事務所が同じだと思います。

無理矢理依頼させられたとか、無料だけで帰ろうとしたら文句を言われたとか、しつこく営業されたといった話は聞いたことがありません。

もちろん当事務所でも、無料相談だけご利用いただいても構いません。

後日営業するようなことも絶対にありませんので、ご安心ください。

まとめ

無料相談についての誤解や素朴な疑問についてお答えしました。参考になれば幸いです。